工作キット オリジナル工作説明編


1.リフト機構付きクローラー 4chラジコン仕様

 【オリジナル工作の内容
  2.リフト機構付きクローラーを3ch RCロボット製作セットのシステムを利用してラジコン化しました。
  ケーブルが無くなったことで、走行性も増し、アウトドアでも走行させることが可能です。
  電池を搭載させるためのプレートを新たに装着させることが必要ですが、2.リフト機構付きクローラー
  の流用であれば、構造を変えることなくラジコン化が可能です。
  また、前部クローラーに、プレートを追加で装着させることで、別のパーツを積載させることも可能です。
 
 


製作に必要なキット&パーツと製作費用(参考)※価格は税込価格です
No 商品番号  商品名  使用数  定価  当ショップ価格
1 70216  3ch RCロボット製作セット  1セット 9288円 7400円
2 70100  トラック&ホイールセット  2セット 1296円 1040円
3 70157  ユニバーサルプレート(2枚セット)  1セット 648円 520円
4 70183  ユニバーサルアームセット (オレンジ)  1セット 454円 370円
5 70167  シングルギヤボックス (4速タイプ)  1セット 712円 580円
6 70168  ダブルギヤボックス(左右独立4速タイプ)  1セット 907円 700円
7 72005  6速ギヤボックスHE  1セット 1296円 1050円
8 その他  直径3mm軸長25mm、30mm、40mmの
 各ボルトセット、長さ1cm、2-3cmのバネ
 リフト用幅1cm程度のプレート
各100円程度
9 その他  2端子コネクターケーブル
(コントローラーと4つ目のモーター間) 
1セット 200円程度
  

製作する上での補足
  ここでは、ラジコン関わる部分についてのみ記載します。
  クローラ本体製作の説明はこちらです。
  ラジコンシステムは下記の3つのパーツで成り立ちます。
   (1)プッシュ式4CH送信機(9V電池が別途購入必要)
      ※通常のプロポとは異なり、スピードは制御できません。
   (2)受信機も兼ねたコントローラー
   (3)単3電池ボックス2セット(単3電池4個が別途購入必要)
  上記(2)、(3)は、クローラー側に搭載します。

  《ラジコンシステム及び電池ボックスの搭載》
    ラジコン仕様化によって、コントローラーと電池ボックス(単3電池2個ケースの2セット)をクローラー
    に搭載することが必要です。
    本工作キットでは、コントローラーを前部クローラーに、電池ボックスを本体クローラーに搭載しています。
    電池ボックス用の搭載プレートはギアボックスに直接乗せて、両端を長尺ボルトで装着しています。
    いずれもクローラーには両面テープにて取り付けています。搭載位置は、画像を参考にしてください。
    プレートの大きさはリンクアームの稼働範囲を確認し、干渉しない大きさにカットしてください。
    ラジコンシステムの詳細は、RCロボット製作セットの説明書を参照してください。



  電池搭載用プレートの取り付け位置


  コントローラーの取り付け


  《積載用プレートの取り付け》
   本工作キットでは、前部クローラーのシングルギアボックス上部に積載用プレートを装着しました。
   プレートの大きさ、形状はフリーです。リンクアームに干渉しないように取り付けてください。
   後部リフトで積載物を持ち上げる場合、このプレートに何かの構造物を乗せておくと、重量バランスが
   良くなり、積載物を乗せたまま走行する場合に安定性が向上します。


  積載用プレートの取り付け




          



2.リフト機構付きクローラー 4chリモコン仕様

 【オリジナル工作の内容
  トラック&ホイールキットを利用したオリジナルのクローラーです。
  クローラーの駆動部分を前部、後部と2つに分け、かつ前部クローラーをシングルギヤで動作させる
  ことで、障害物の走破性を向上させています。
  クローラー後部にリフト機構を付け、前部クローラーとの上下動作と連動させるようにしました。
  リフトはフォークリフトとしての使用も可能で、前部クローラーを利用し重量バランスを取っています。
  リフトと前部クローラーは6速ギヤボックスを介して可動させています。
 
 

                  
製作に必要なキット&パーツと製作費用(参考)※価格は税込価格です
No 商品番号  商品名  使用数  定価  当ショップ価格
1 70100  トラック&ホイールセット  2セット 1296円 1040円
2 70157  ユニバーサルプレート(2枚セット)  2セット 1296円 1040円
3 70183  ユニバーサルアームセット (オレンジ)  2セット 908円 740円
4 70167  シングルギヤボックス (4速タイプ)  1セット 712円 580円
5 70168  ダブルギヤボックス(左右独立4速タイプ)  1セット 907円 700円
6 72005  6速ギヤボックスHE  1セット 1296円 1050円
7 70106  4チャンネルリモコンボックス  1セット 1620円 1300円
8 その他  直径3mm軸長25mm、30mm、40mmの
 各ボルトセット、長さ1cm、2-3cmのバネ
 リフト用幅1cm程度のプレート
各100円程度
  

製作する上での補足

 (製作手順)
  今回の工作の製作手順は大きく4つのパートに分かれています。
   (1)ギアボックスの組み立て
   (2)クローラーの製作
   (3)6速ギアボックスの取り付け
   (4)リンクアーム取り付け

  (1)ギアボックスの組み立て
   a.本工作では、3つのギアボックスを使用します。
      ダブルギアボックス  =>本体クローラー走行用
      シングルギアボックス =>前部可動クローラー走行用
      6速ギヤボックスHE  =>可動クローラー、リフト上下用
    いずれのギアボックスも付属の説明書に従って製作してください。モーターについても付属品を
    そのまま利用します。
    ダブルギアボックス、シングルギアボックスのギア比は、それぞれ「114.7:1」にしています。
    6速ギアボックスのギア比は「505.9:1」にしています。
  (2)クローラーの製作
   a.クローラー用のユニバーサルプレートを準備します。
    本工作では、本体クローラー側プレートと可動クローラー側プレートを下記の長さで作っています。
       本体クローラー側プレート長さ =>約11cm
       可動クローラー側プレート長さ =>約11cm
    プレート長さは任意ですが、キャタピラの長さ、軸長に影響します。
   b.クローラー走行用のギアボックスを各プレートに取り付けます。下記の値は縦方向のボルト取り付け位置
    です。横方向は、走行軸端が同じ距離となる位置に取り付けてください。いずれのギアも上側に付けます。
       シングルギアボックス => 前端から約2.5cmの位置
       ダブルギアボックス  => 前端から約3.5cmの位置
    ギアボックスの位置は、キャタピラ、リンクアームとの干渉に影響しますので、プレート長さを上記と
    異なる長さで切断した場合は、取り付け位置を個別に調整することが必要です。
    また、ダブルギアボックスを取り付ける際は、プレート左右端を切断することが必要です。


  前部可動クローラー シングルギアボックス


  ダブルギアボックス、6速ギアボックス搭載プレート取り付け(右が前側)

   c.クローラーの軸受けを取り付けます。プレート下側の軸受けは、2つ共に複数シャフト用とシングル
    シャフト用の軸受けを付けています。プレートとの地上高を維持するため、下側の軸受けパーツ
    (複数シャフト用)の取り付けには、10mmのスペーサーを使っています。
    クローラー本体側の前部、前部クローラーの後部には、シングルシャフト用のプレートを取り付けます。
    軸数は、いずれも、プレート上側はギアボックスのみ1軸、下側が3軸です。
    なお、シングルシャフト用のプレートにも、高さを合わせるためリンクアーム使用しています。
   d.前部クローラーと本体クローラーを接続します。クローラーの接続には、リンクアームを利用します。
       接続用リンクアーム長さ  => 約6cm
    リンクアームは、各クローラーの走行軸を通し、その両側に市販2cm程度のバネを入れます。
    これによって、前部クローラーの上下方向の動きをスムースにし、かつ横方向の動きには、
    寄り戻しを与え、安定性を向上させてます。(下記画像参照)。


  前後クローラー接続のためのリンクアームとバネの取り付け
  (中央のコーナーパーツはケーブル用アームです)


   e.軸受けの取り付けが完了したら、シャフトとホィール及びキャタピラを取り付けます。
    キャタピラの長さは、前部クローラーが8コマ×3、10コマ×2の組み合わせ、本体クローラーが、
    30コマ、10コマの組み合わせとなります。
  (3)6速ギアボックスの取り付け
   a.可動クローラーを上下させるための6速ギヤボックスを取り付けます。
    最初にギアボックス搭載用のプレートを準備します。
       ギアボックス搭載用のプレート長さ =>約8cm
    最長のスペーサー(15mm)を2個繋げて(4か所)、クローラー本体のプレートに搭載用プレートを
    ボルトで取り付けます。搭載用プレートの前後位置はアームの動作にも影響します。本体プレートに
    対して1cm前側にはみ出して取り付けてください。プレート取り付けには、軸長4cmのボルトが必要
    になります。
   b.プレート上に6速ギアボックスを取り付けます。
      6速ギアボックス取付位置  => 前端から約3.5cmの位置
    ギアボックスの取り付ける際は、干渉の影響を避けるため、リンクアームを一枚挟んで取り付けます。
    取り付け方は、画像を参考にしてください。


  6速ギアボックスの取り付け

  (4)リンクアームの取り付け
   a.リンクアームの準備
    接続するするリンクアームを準備します。
       前部クローラー用アーム =>5cm長さ×4本、6cm長さ×2本
       リフト用アーム =>5cm長さ2本、5.5cm長さ2本、11cm長さ2本、7cm長さ2本
    ただし、アーム長さは各アームの動きによって個別に調整が必要です。
    上記の長さは参考とし、実際の切断には画像も参考にして多少の余裕を残してください。
   b.コーナーパーツを左右と縦方向3か所、計6か所に取り付けます。
    前部クローラーには、前端から4.5cmの位置に取り付けます。
    残りのコーナーパーツは、6速ギアボックスを取り付けたプレートの前後端に取り付けます。
    ただし、前端のコーナーパーツは、リンクアームの配置を考慮して、1cm外側にはみ出して取り付けます。
    コーナーパーツの取り付け方法は、画像を参考にしてください。


  前端部コーナーパーツの取り付け方法
  

   c.リンクアームを接続します。接続方法は下記の画像を参照してください。


  前部クローラー用リンクアームの接続


  コーナーパーツの取り付け位置とリフト用リンクアームの接続(左が前側)

   d.リンクアームを接続したら、6速ギアボックスの駆動軸と接続します。
    本工作では、クローラー動作用、リフト動作用のアーム、2本を駆動軸に接続します。
    リフト動作用を内側、クローラー動作用を外側に通します。2つのアームが接触しないよう
    2つのアーム間にはワッシャーを入れてます。またギアボックスの駆動軸には1cm程度の
    バネを内側に通して、各アームが回転時に内側にずれないようにも工夫しています。
   e.リフト部を作成します。リフト部の形状は任意です。
    今回は、リフト底部に1cm幅の鉄製プレートを付けてます。
    リフトを作成したら、コーナーパーツとシングルシャフト用のプレートを利用してリンクに接続くして
    ください。リンクアームとリフトがスムースに動作するようリンク位置を調整してください。


  リフト部


     1.リフト機構付きクローラー オリジナル工作 4chラジコン仕様に戻る

   【リモコンの配線とケーブルの結束】
     最後に各モーターのケーブルとリモコンのケーブルを接続します。
     リモコンの操作がしやすいように各ケーブルを接続してください。
     各ケーブルは走行の邪魔とならないよう、結束バンド等でクローラーのパーツに取り付けます。
     今回、結束したケーブルは、リンクアームを利用してクローラー間から上方に伸ばしてみました。

          



3.ショベル付きレスキュークローラー 4chラジコン仕様

 【オリジナル工作の内容
  レスキュークローラーのクローラー後部にショベル機構を搭載しました。
  後部のショベルは、ショベルドーザー工作基本セット【70107】のパーツを利用しています。
  4chRC化したクローラー本体は、4.レスキュークローラー 4chラジコン仕様(フック付アーム)
  製作したものを変更なく使用しています。

 

製作に必要なキット&パーツと製作費用 ※価格は税込価格です

No 商品番号  商品名 使用数  定価  当ショップ価格
1 70169  レスキュークローラー工作セット(3ch)  1セット 4860円 3900円
2 70216  3ch RCロボット製作セット  1セット 9288円 7400円
3 70107  ショベルドーザー工作基本セット  1セット 3888円 3100円
4 その他  2端子コネクターケーブル
(コントローラーと4つ目のモーター間) 
1セット 200円程度

 追加で必要となる構造パーツは、3ch RCロボット製作セットに付属しているパーツのみで可能ですが、
 すでにキットとして使用済みの場合は、別途、下記パーツをご購入ください。
  【必要となるパーツ】
    ・ユニバーサルアームセット (オレンジ)
    ・ユニバーサルプレート(2枚セット)
    ・トラック&ホイールセット

製作する上での補足

 (ベースキットレスキュークローラーからの変更点)
   a. クローラー本体のプレート長さの延伸
   b. ベースクローラーの3軸から4軸への変更(ゴム製キャタピラも延長)
   c. 可動クローラーギアボックスの取り付け位置を後部から前部へ変更
   d. ギアボックス移動によるクランクアームの接続位置の変更
   e. ラジコン化によるケーブル/モーター等の入れ替え
   f. ラジコン化による電源用電池ボックス搭載用プレートの追加
     ラジコンシステム用コントローラーの搭載
  オリジナルのレスキュークローラーからは上記の点が変更されていますので、すでに組み立て済みの場合、
  可動クローラー部を残してすべてのパーツを組み直すことが必要です。
 (ショベルドーザー基本工作セットからの利用パーツ)
   a. ショベルバケット
   b. ショベルバケットを可動させる金具
   c. シングルギアボックス
   d. シングルギアボックスに接続するリンクアーム
   e. クローラー駆動部1軸増加のためのホィール及び連結キャタピラ


 (製作手順)
  今回の工作の製作手順は大きく5つのパートに分かれています。
   (1)クランクギアボックスの組み立て&取り付け
   (2)クローラー本体の製作
   (3)前部可動クローラーの製作と取り付け
   (4)後部ショベル機構部の製作と取り付け
   (5)ラジコンシステムの搭載

  (1)クランクギアボックスの組み立て&取り付け
   a. 前部可動クローラーを動作させるクランクギアボックスを製作します。
     このクランクギアはレスキュークローラーキットのギアをそのまま利用します。説明書通りに組み立て
     ください。      
   b. ギアを組み立てたら、別パーツとして用意したユニバーサルプレートに取り付けます。
     (レスキュークローラーキットで利用する透明のユニバーサルプレートは使用しません)
     ユニバーサルプレートは切断等の加工はせず、そのままの長さで利用します。
     このギアボックスは、レスキュークローラーキットで使用するギアの台座をそのまま利用して
     ください。取り付け位置は前方に移動しています。下記画像データを参考にしてください。
     なお、前後位置はクランクアームの動作(高さ、距離)に依存するため、個別に調整することも必要です。
  (2)クローラー本体の製作
   a. 走行用ダブルギアボックスを組立てください。
     ダブルギアボックスの組み立ては、レスキュークローラーキットの組み立て説明図を参照してください。
   b. ダブルギアボックスを上記のプレートに取り付けます。取り付け位置は、レスキュークローラーキットの
     説明図通りです(プレート前部)。
     取り付けるモーターは、3ch RCロボット製作セットに付属しているモーターの利用をお勧めします。
     個別にモーターを用意する場合、ラジコンシステムのコントローラーに接続するケーブルの購入が必要と
     なります。
   c. 走行軸用の軸受けプレートを取り付けます。今回のクローラーでは、プレート長さが延伸されているため、
     車軸数をオリジナルの3軸から4軸に変更しています。増えた1軸分及び延長されるキャタピラについては、
     ショベルドーザー工作キット中のパーツを利用してください。
     走行軸用の軸受けプレートは、ダブルギアボックスの車軸と高さを合わせて取り付けてください。
     前後の取り付け位置は、画像データを参考にしてください。
  (3)前部可動クローラーの製作と取り付け
   a. 前部可動クローラーは、レスキュークローラーと同じものを利用します。レスキュークローラーの説明図に
     従って組み立ててください。
   b. 前部可動クローラーを動作させるためのコーナーパーツ(アーム固定用)を取り付けます。
     取り付け位置は、画像データを参照してください。また、動力用電池(単3電池を4個)を乗せるプレートも
     コーナーパーツを利用して、上部に取り付けます。
     詳細は、下記5.のレスキュークローラー本体構造部の変更を参照してください。
       ※電池搭載用プレートの参考寸法:縦5cm×横4cm程度
   c. 上記、b.でつけたアーム固定部とクランクギアに可動クローラーを取り付けます。
     各リンクアームの長さ、接続位置は画像データを参考にしてください。
     可動域によっては、アーム長、接続位置は個別に調整が必要です。


 
前部可動クローラーの取り付け

  (4)後部ショベル機構部の製作と取り付け
   a. ショベル可動用シングルギアボックスのモーターに2端子コネクターケーブル(別購入)を接続します。
     モーターは、ショベル工作キット付属のモーターを利用してください。
   b. 上記モーターをシングルギアボックスに取り付けた後、ギアボックスをクローラー後部に取り付けます。
     取り付け位置は、下記画像を参考にしてください。
   c. ショベル機構部を固定するアームとコーナーパーツをクローラー後部へ取り付けます。
     コーナーパーツの取り付け位置、アームの長さは下記画像を参考にしてください。
      ※コーナーパーツの位置とアーム長さは、ショベル可動範囲と相関関係があります。後々、可動範囲が
       調整できるよう、アームの長さは長めにカットすることをお勧めします。
   d. ショベルバケットを支えるユニバーサルアーム2本を加工します。このアームをバケット2箇所に取り付けて
     支えるのですが、バケットがスムースに可動するよう、バケット取り付側のアーム先端を加工する必要
     があります。画像ではわかりずらいですが、先端のコーナーをそれぞれ60度程度の角度でカットしています。
       ※このアーム長さもバケットの可動範囲と相関関係があります。今回の製作ではあえてカットして
        いませんが、アームをカットする場合は可動範囲が確定してからをお勧めします。
   e. ショベルバケットをd.で加工したアームとキットに付属している補助金具を使ってシングルギアに取り
     付けます。それぞれの取り付け位置によって可動範囲が変わります。
       アームの取り付け位置   :ショベル機構部全体の可動範囲に影響
       補助金具の取り付け位置 :バケット自体の可動に影響


 
シングルギアボックスとコーナーパーツの取り付け位置


シングルギアアームリンクとバケット用アームの取り付け位置


バケットへのアーム取り付け、補助金具の取り付け位置
(バケット先端のアームは加工要)

 (5)ラジコンシステムの搭載
   a. 各接続ケーブルをラジコンシステムのコントローラーに接続してください。
     同時に電源ケーブル、スイッチケーブルを接続してください。
   b. 各ケーブルを接続したコントローラーを両面テープでプレートに取り付けます。
   c. 上記(3)b.で付けたプレートに電池ボックスを取り付けます。電池ボックスを付ける際は、可動クローラーとの
     干渉に注意してください。
   d. スイッチをリンクアームに取り付けてください。
    ※ラジコンシステムの詳細については、3chRCロボット製作セットの説明書を参考にしてください。

          




4.フックアーム付レスキュークローラー 4chラジコン仕様

 【オリジナル工作の内容
  タミヤ製工作キット 【70169】レスキュークローラー工作セット(3ch)後部に6速ギアボックスを取り付けて
  フック付アームを追加し、走行力をアップしました。併せて、【70216】3chRCロボット製作セットを利用して、
  ラジコン化しました。
  ラジコン化については、下記5.6.に記載しているため、ここではクローラー本体の改造内容を中心に
  説明します。
 
 

製作に必要なキット&パーツと製作費用 ※価格は税込価格です

No 商品番号  商品名  使用数  定価  当ショップ価格
1 70169  レスキュークローラー工作セット(3ch)  1セット 4860円 3900円
2 70216  3ch RCロボット製作セット  1セット 9288円 7400円
3 70100  トラック&ホイールセット  1セット 648円 520円
4 72005  6速ギヤボックスHE  1セット 1296円 1050円
5 その他  2端子コネクターケーブル
(コントローラーと4つ目のモーター間) 
1セット 200円程度

 追加で必要となる構造パーツは、3ch RCロボット製作セットに付属しているパーツのみで可能ですが、
  すでにキットとして使用済みの場合は、別途、下記パーツをご購入ください。
  【必要となるパーツ】
    ・ユニバーサルアームセット (オレンジ)
    ・ユニバーサルプレート(2枚セット)


製作する上での補足
 (ベースキットレスキュークローラーからの変更点)
   a. クローラー本体のプレート長さの延伸
   b. ベースクローラーの3軸から4軸への変更(ゴム製キャタピラも延長)
   c. 可動クローラーギアボックスの取り付け位置を後部から前部へ変更
   d. ギアボックス移動によるクランクアームの接続位置の変更
   e. ラジコン化によるケーブル/モーター等の入れ替え
   f. ラジコン化による電源用電池ボックス搭載用プレートの追加
     ラジコンシステム用コントローラーの搭載
  オリジナルのレスキュークローラーからは上記の点が変更されていますので、すでに組み立て済みの場合、
  可動クローラー部を残してすべてのパーツを組み直すことが必要です。
 (ギアボックス、構造パーツ等の追加点)
   g. 6速クランクギアボックス(後部へ)
   h. 後部用フック付アーム(フックはオリジナルのパーツを流用)
   i. クランクギア用の260REモーター(ギアボックスキットに付属)

 (製作手順)
  今回の工作の製作手順は大きく5つのパートに分かれています。
   (1)クランクギアボックスの組み立て&取り付け
   (2)クローラー本体の製作
   (3)前部可動クローラー、後部クランクアームの製作
   (4)前部可動クローラー、後部クランクアームの取り付け
   (5)ラジコンシステムの搭載

  (1)クランクギアボックスの組み立て&取り付け
   a. クランクギアボックスは2つ使用します。
     1つは、レスキュークローラーキットに付属している可動クローラー用のクランクギアボックス、
     2つ目は後部フック付アーム用のクランクギアボックスです。2つ目のクランクギアは別パーツとして
     用意した6速ギアボックスHEを使用します。
     可動クローラー用のクランクギアボックスはレスキュークローラーキットの説明書通りに組み立て
     ください。後部用6速ギアボックスは最も低速側のギア設定で組み立てください。6速ギアボックスの
     組み立ては、付属の組立説明書を参照してください。
   b. ギアを組み立てたら、別パーツとして用意したユニバーサルプレートに取り付けます。
     (レスキュークローラーキットで利用する透明のユニバーサルプレートは使用しません)
     ユニバーサルプレートは切断等の加工はせず、そのままの長さで利用します。
     前部可動クローラー用のギアボックスは、レスキュークローラーキットで使用するギアの台座を
     そのまま利用してください。取り付け位置は前方に移動しています。下記の画像データを参考に
     してください。6速ギアボックスは、縦長方向に直接取り付けます。プレートへの取り付けはギアに
     ついている取り付け穴を利用して3mmのボルトで取り付けます。
   c. ギアボックスは、クランクの可動部長さが左右対称となる位置に取り付けてください。
     前後の取り付け位置は、下部画像データを参考にしてください。
     なお、前後位置はクランクアームの動作(高さ、距離)に依存するため、個別に調整することも必要です。

 
前後ギアボックスの位置関係、本体クローラー走行軸の配置


可動クローラーのリンク接続位置、プレートへの動力用電池搭載、コントローラーの搭載

  (2)クローラー本体の製作
   a. 走行用ダブルギアボックスを組立てください。
     ダブルギアボックスの組み立ては、レスキュークローラーキットの組み立て説明図を参照してください。
   b. ダブルギアボックスを上記のプレートに取り付けます。取り付け位置は、レスキュークローラーキットの
     説明図通りです。
     取り付けるモーターは、3ch RCロボット製作セットに付属しているモーターの利用をお勧めします。
     個別にモーターを用意する場合、ラジコンシステムのコントローラーに接続するケーブルの購入が必要と
     なります。
   c. 走行軸用の軸受けプレートを取り付けます。今回のクローラーでは、プレート長さが延伸されているため、
     車軸数をオリジナルの3軸から4軸に変更しています。増えた1軸分及び延長されるキャタピラについては、
     別パーツとして、用意したトラック&ホイールセットのキットを利用してください。
     走行軸用のプレートは、ダブルギアボックスの車軸と高さを合わせて取り付けてください。
     前後の取り付け位置は、画像データを参考にしてください。
  (3)前部可動クローラー、後部クランクアームの製作
   a. 前部可動クローラーは、レスキュークローラーと同じものを利用します。レスキュークローラーの説明図に
     従って組み立ててください。
   b. 後部につけるフック付アームは、レスキュークローラーに付属しているフックを利用して製作しています。
     コーナーパーツ4つを組み合わせ、左右のクランクで動作する形状にしています。
     下記画像データを参考に製作してください。
  (4)前部可動クローラー、後部クランクアームの取り付け
   a. 前部可動クローラーを動作させるためのアーム固定部パーツを取り付けます。
     可動のためのアーム固定には、コーナーパーツを利用し、プレート前部の左右2か所へ取り付けます。
     取り付け位置は、画像データを参照してください。また、動力用電池(単3電池を4個)を乗せるプレートも
     コーナーパーツを利用して、上部に取り付けます。
     詳細は、下記5.のレスキュークローラー本体構造部の変更を参照してください。
       ※電池搭載用プレートの参考寸法:縦5cm×横4cm程度
   b. 同様に後部フック付アームを動作させるためのアーム固定部パーツもプレート後端に取り付けます。
   c. 上記、a.、b.でつけたアーム固定部とリンクアームに前後のクランクギアへ取り付けます。
     可動クローラーの取り付けはレスキュークローラーの説明図を参考にして取り付けてください。
     各リンクアームの長さ、接続位置は画像データを参考にしてください。
     可動域によっては、アーム長、接続位置は個別に調整が必要です。


フック付アームと6速ギアボックスへの接続、スイッチの取り付け

  (5)ラジコンシステムの搭載
   a. クランクギアボックスにモーターを取り付け、各接続ケーブルをラジコンシステムのコントローラーに接続して
     ください。6速ギアボックス用のモーターにもコントローラー接続用のケーブル(別購入)を付けてください。
     同時に電源ケーブル、スイッチケーブルを接続してください。
   b. 各ケーブルを接続したコントローラーを両面テープでプレートに取り付けます。
   c. 上記(4)a.で付けたプレートに電池ボックスを取り付けます。電池ボックスを付ける際は、可動クローラーとの
     干渉に注意してください。
   d. スイッチをリンクアームに取り付けてください。
    ※ラジコンシステムの詳細については、3chRCロボット製作セットの説明書を参考にしてください。

          



5.レスキュークローラー 3chラジコン仕様(ベースキット)

 【オリジナル工作の内容
  タミヤ製工作キット 【70169】レスキュークローラー工作セット(3ch)を【70216】3chRCロボット製作セットを利用して、
  ラジコン化しました。
  RCロボット製作セットのラジコン部(受信機、ESC、送信機)を移植するだけでそれほど難しくなく、ラジコン化
  できますが、動力用の電池を搭載するために、レスキュークローラー側の構造を一部変更することが必要です。
  ここでは、変更内容を中心に説明します。
 
 

製作に必要なキット&パーツと製作費用 ※価格は税込価格です

No 商品番号  商品名  使用数  定価  当ショップ価格
1 70169  レスキュークローラー工作セット(3ch)  1セット 4860円 3900円
2 70216  3ch RCロボット製作セット  1セット 9288円 7400円

 追加で必要となる構造パーツは、3ch RCロボット製作セットに付属しているパーツのみで可能ですが、すでに
 キットとして使用済みの場合は、別途、下記パーツをご購入ください。
  【必要となるパーツ】
    ・ユニバーサルアームセット (オレンジ)
    ・ユニバーサルプレート(2枚セット)


製作する上での補足
(ラジコンシステム)
  RCロボット製作セットのラジコンシステムは下記の3つのパーツで成り立ちます。
   (1)プッシュ式4CH送信機(9V電池が別途購入必要)
      ※通常のプロポとは異なり、スピードは制御できません。
   (2)受信機も兼ねたコントローラー
   (3)単3電池ボックス2セット(単3電池4個が別途購入必要)
  上記(2)、(3)は、クローラー本体に搭載します。コントローラーはクローラー本体のプレートに搭載しますが、
  単3電池ボックスはそのままでは本体に搭載できません。
  本体中央部の構造を変更し、搭載用のプレートを付けることが必要になります。

《レスキュークローラー本体をすでに組み立ている場合》
   (1)レスキュークローラーをすでに組み立ている場合は、リモコン部/モーターを外してください
     (本体後部リモコンケーブル案内用のアームも含む)。
     使用する3個のモーターは、配線等の処理を考えると3ch RCロボット製作セットのモーターをそのまま
     利用することをお勧めします。
   (2)本体中央部のアーム接続を外してください。
   (3)プレートに取り付けているアーム固定用の構造材(黒色のパーツ)を外してください。

(1)レスキュークローラー本体構造部の変更
   a.レスキュークローラーを新規に製作する場合、クローラー部分、アームのリンク機構、本体後半の
    アーム動作ギア、機構部分は説明図通りに作成してください。
    中央部のアーム固定用の構造材(黒色のパーツ)、モーターは取り付けないでください。
   b.RCロボット製作セットに付属しているモーター3つを取り付けてください。
    モーターを個別に用意する場合は、コントローラーに接続するケーブルの購入も必要となります。
   c.ユニバーサルアームセットに付属しているコーナーパーツ2つを本体プレートに取り付けます。
    取り付け位置と向きは下記画像を参考にしてください。アームリンクの接続位置によって、コーナー
    パーツの取り付け位置は決まりますので、アームの可動域を考えて最も適した位置に取り付けて
    ください。
   d.電池搭載用のプレートを取り付けるために、上記「c.」で取り付けたコーナーパーツにさらに
    直角コーナーパーツを取り付けます(内向き)。
    この2つのコーナーパーツは、短いユニバーサルアーム利用して取り付けます。接続用の
    アームを2個作成してください。
       接続用ユニバーサルアーム参考寸法:3cm程度
    また、コーナーパーツは、可動するアームへの干渉を考慮して、取り付け位置が左右対称の位置に
    付けられない場合がありますので、個別に工夫してください。



   e.クランクギアと可動クローラーを接続するアームを作成し、接続してください。各アームの長さと
    リンクする位置は、画像データを参考にしてください。
   g.クローラー本体後方のフックとアームをクランクギアに取り付けてください。長さやリンク位置は
    任意です。
   f.電池ボックス搭載用のプレートを作成します。プレートの大きさは任意ですが、アームに干渉せず、
    かつ、電池ボックスが搭載可能な大きさに切断してください。
       参考寸法:縦5cm×横4cm程度
   g.上記プレートを「d.」で作成した直角コーナーパーツ上に取り付けてください。
     ※プレートは2か所の接続のみでも、走行中に電池ボックスが脱落することはありませんでした。
      ただし、接続用のボルト/ナットが緩むことがありますので、走行する環境によっては、電池
      搭載用の構造を補強することが必要です。



  (2)ラジコンシステムの搭載
   a.ラジコンシステムのコントローラーを両面テープでプレート前方へ取り付けてください。
     アーム可動用のモーターケーブルと走行用のモーターケーブル(2本)は、コントローラー上で
     取り付け位置が決まっていますので、注意してください。
    (詳細は、RCロボット製作セットの説明図を参照のこと)
   b.電池ボックス2個を両面テープでプレート上に取り付けてください。
   c.本体用の電源スイッチをアームに接続してください。場所は任意です。


          


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日本国内特定記録郵便(パーツ商品のみ)
商品パッケージの厚さが3cmを超えないパーツ商品(ラジコンオプションパーツ、工作パーツ)
については、特定記録郵便のご利用が可能です。
配送費用は、全国一律350円です。
特定記録郵便を使用した場合、配送させていただく商品はお客様の郵便ポストに
投函されます。
特定記録郵便の詳細については、下記URLをご参照ください。
http://www.post.japanpost.jp/lpo/tokutei/
日本国内(ゆうパック)
※2018年10月1日よりゆうパック配送料金を改定いたしました。

東北、関東、中部、関西地域   750円
四国、中国、九州地域      950円
北海道、離島地域         1500円

販売業者 Cargo Bird本宮尉順
運営統括責任者名 本宮 尉順
郵便番号 2080022
住所 東京都武蔵村山市榎3−61−2
商品代金以外の料金の説明 販売価格とは別に配送料、代引き手数料、振込手数料が掛かります。
申込有効期限 ご注文後7日以内といたします。ご注文後7日間ご入金がない場合は、購入の意思がないものとし、注文を自動的にキャンセルとさせていただきます。
不良品 商品到着後速やかにご連絡ください。商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承ください。
販売数量 各商品ページにてご確認ください。
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